『DSM5〜ADHD は二度死ぬ〜
「ADHDは二度生きる、行動障がいの時、そして神経発達障がいの時」
はい、海女になってション・コネリーと結婚したいじばねこです。
部屋は絶賛リバウンド中です。片付けねば…何故リバウンドするのか…
はい、部屋はおいといて、DSMⅣ-TRから、Ⅴに改訂されやしたー!
Ⅳ-TRが2000年でⅤが2013年だから13年ぶり!訳本が出たのが去年かな。
アメリカ精神医学会が作成しているけれど、日本の精神科もこれを用いて診断とかしてるんだにゃ〜ん。
色々Ⅳから変わったとこはあるけれど、一番大きな概念の変更があったのが、広汎性発達障がい(PDD)から、自閉症スペクトラム(ASD)への変更!
スペクトラムは連続体のことだけど、例えば虹とかの色の境い目ははっきりしない。それと同じ様に、重いものから軽いものまで連続しているとの考え。
あ、Ⅴから重症度診断が導入され、どの程度日常生活、対人関係、社会生活に困難さを抱えているかが、診断に反映されるようになっている。
で、さらに大きな変更が、自閉症スペクトラムとADHDとの併存が認められたことー!重複診断が出来るようになったんですね!これまでは、PDDと診断されると、ADHDの症状を満たしていても、PDDが優先されていたんですね〜
ふむふむ、
ADHDに話を戻しますが、DSM Ⅳまでは、ADHDって発達障がいじゃなかったんですよ!!
(えーうそー!知らなかったー!)
Ⅴで神経発達障がいに分類され、医学的にも発達障がいの仲間入り!
(わーい)
日本では2005年の発達障害者支援法にてADHDを発達障がいと認定しているんですね!世界の先駆け!
(ひゅーひゅー)
それにプラス成人のADHDの症例の診断を念頭においた診断項目になったこと
○症状の発現年齢が7歳以前から、12歳以前に引き上げ
○17歳以上では下位項目を5つ満たせばよくなった
○重症度分類が導入された
と変更され、大人になってからADHDを診断するさいの指針ができたんだねー。
問診だけじゃなく、子どもならWISC、大人はWAIS取って発達のばらつきや、認知や注意集中も見るんだろけど、問診で子どもの頃のエピソードも重要だけど、そんなちっさい頃の事きかれても忘れるよね、ただでさえ不注意なのに。小学生ぐら
いが限界。
まぁ、診断そのものはラベリングにしかならないし、診断されることによって社会的なサポートを受けられたり、自分のわけの分からん性質に納得出来たり、適切な治療を受けられたりすることのためだと思う。
どうしても普通の人が当たり前に出来ることが出来ないと、その分「自分ってだめ」「何やっても無理、できない」と自己肯定感暴落スパイラルに陥ったり、対人関係やらなんやらでストレスを抱えやすい。怪我や外傷と違って、目にはっきり見えるものでないし、本人の性格のせいに周りも自分もしてしまいがちになってしまう。
発達障がいは二次的な情緒問題も引き起こしやすくなっちゃうんですね。
うつっぽくなったり、過食等摂食障害、対人関係で被害的になったり…
特に大人になるとやることや考える事が増える。
子供のころは親と一緒に暮らして、身の周りのこと等家族のサポートを受けられる。高校までも先生や学校のサポートもあるだろう。
しかしひとたび大学へいき、一人暮らしやバイトを始めると、
履修登録やら、電気料金、家賃の支払いやら、バイトのシフトのスケジューリングやら、タスクだらけである。まして働き出したら言わんや〜をやである。
(電気、ケータイ、ガスは払い忘れでちょくちょく止まる)
働き出したら、仕事はもちろんのこと、税金やら年金やらの支払いや、その他苦手なことがらどかんと増える。
人より失敗は多くとも、できないことは受け入れて、周りのサポートを受けつつ、ちょっとずつ改善していったらいんじゃないかな〜。
私は「別に汚くても、忘れものしてもしょうがないじゃんっ!病気だもんっ!仕方ないじゃんっ!」と開き直ってます!笑
とりあえず洗濯機を回します。
今日は郵便局に手袋を忘れたぢばねこでした。携帯や財布じゃなくて偉いっ!改善してるよ自分!えらいっ!すごいっ!